Tuesday, November 25, 2008

そが まい

そが様は、学生時代からの友人。といっても、家内の友達。先生を経て、童話作家に。はじめは、絵担当。今はさく。出版ごとに本をいただく。恐縮しきり。本人同様、かわいく憎めない主人公が絵になって、ページを埋めている。今回の「オオカミのクリスマス」も、いじめ役オオカミが主人公だ。いつの間にか同情してしまう読者に代わる。あの頃、率直ではきはきした彼女だった。40年、多くの経験と知識が埋め尽くされて本に踊る。友達に乾杯。

Wednesday, November 19, 2008

北九州市小倉

                                                              











北九州市小倉。まず思い出すのが松本清張。清張記念館に入ってみる。
小説もいいが、書もいい、絵画もいい。独りでゆっくり楽しむ。お城を経由
してリバーウウォーク北九州へ。小倉はヤングのおしゃれのイメージ。
モノレールで二つ目で降りる。ホテルニュータガワで野菜ランチの昼食。
安くて美味。静岡にはないのでは。接客もいい。JRで門司港へ。レトロ散策。
対岸に船で渡る。下関、唐戸市場。平日でもそこそこの客足。鮨を賞味。
ふぐも美味しい。関門海峡は700m。しかも南北に走る。想像とちがう。
街には明治がちらほら。橋を渡りたかったがあきらめてJRで小倉に戻る。
折しも、寒波襲来。みぞれ交じりの天気。静岡から4時間で10時半に着く。
夕方5時過ぎまででも楽しめる。今回は2泊。メタボ対策は今回もなし。
2008/11/19/19時帰宅。

Wednesday, August 27, 2008

龍岡五稜郭と松本城

         
 グーグルで佐久を探索中、偶然に見つけたのがこの五稜郭。函館とここだけのようで、
ちょっとサプライズ。もっとも五角形は山の上からでないと確認はできない。三河松平家の
殿様の領地だという。維新後も赤十字活動で有名だったという。新しがりやの方だったらしい。今でも祭りが続いている。幕末の北越への出兵 がテーマだそうだ。官軍の姿をした写真があった。松平氏は賊軍では?まァいいか。
 ひっそりとした五稜郭と比べて、賑わいの松本城 。飯田からの小学生がいて、夏の終わりを演出していた。一汗掻いて温泉に行く。白骨温泉である。白濁湯とその匂いに骨が解けてしまいそうだ。温泉ガイドの甲信越ベストテンの上位を調べて、ここと戸倉温泉に決めた。裏工作もあろうが、それほど外れていない。ただ、戸倉の食事は良かったが、白骨はイマイチ。味付け、料理と料理の間すべてイマイチ。昼食は、蕎麦めぐり。来るたびに薀蓄が重なる。味覚障害か、味は変わっていない。上田で玉村豊男氏のヴィラデストによる。以前に偶然ワイナリーの文字に誘われて行ったことがあった。その時は絵皿を買った。エッセイを買って温泉で読む。レタスのレはカフェオレのレと同じで、フランス語でミルク。なるほど、レタスを捥ぐと白い汁が出る。道の駅があちこちにあった。そば粉を買って帰る。パンを焼いてみよう。

Thursday, June 12, 2008

常滑訪問

今日は岡崎から常滑そして掛川を回って来ました。常滑はもう10年前になりますが、インテリアショップにいた時に、陶器にかかわりを持っていて、訪れたことがありました。散策コースが2本ありましてその1本を回りました。今日も同じコースをたどってみたのですが、ずいぶんと変わっていました。町おこしかも知れませんが住宅がそのまま陶芸店に変わったり、町並みも整理されていて、朽ちかけた登り窯は公園風に整備されたり写真のような焼酎壜の垣根があちこちにできていました。
模索が良い形になればと思って街を後にしました。途中、イギリスの作家の珍しいソルトピッグを一つ買いました。これは私の仕事のHPのHOBBYにアップするつもりです。帰りは掛川の南のはずれにある中華料理店”好(ハオ)”に寄って夕食をとり、といっても知り合いだった為ご馳走になり、帰って来ました。取れる土によるのでしょう、土管や醤油壜を生産していた町常滑には無名の美を持っていてもらいたいと思いました。

Saturday, May 24, 2008

三養荘

久しぶりの旅行でした。伊豆長岡の三養荘です。広い敷地の中に平屋の建物が廊下を通じて建っていました。本館は風呂はついていませんでしたが、古さでは堪能できるものでした。庭は知識のない私には残念でしたが、さまざまな種類の樹木が皐月の季節色に染まって佇んでいました。吹きガラスのゆがみや、戸袋の年輪に時代を感じてちょっと長い時間を過ごすことができました。食事もゆったりと少しずつ楽しみいつの間にか満足感を味わいました。

Saturday, March 15, 2008

モーツアルト その1

もともとの興味はベートーベンの運命辺りにあって、モーツアルトの滑らかさは軽佻浮薄だと決め付けていた。ところが没後200年を境に世間に同調してみると皆さんに私のモーツアルトなる私観が存在しているようだ。そんなことを気にしながらピアノコンツェルトを入門曲として聞き始めると、なんとしたことか頭の中があっという間にモーツアルトで一杯になって次から次へと流れ出てくるのだ。ピアニストを比べている自分もいて、違いを探そうとしているのだ。若さの持つ不埒な考えが年とともに確実なものへと変えようとする自分がいるのだが、残念なことに少しも進歩のない自分に気付く。さてモーツアルトは休まずに造り続けてきたからか年齢とともに変化していく様子、テクニカルになっていく様子がよくわかる。 感想はもう少し時間をかけようと思う。35歳で死を迎えたことは、モーツアルトを生誕と没後で回顧するにはあまりにも早いサイクルで区切りを迎えることがファンにとってありがたいことなのだが・・・。